2017年10月22日日曜日

最後のお願い by Miruba

 総務省の選挙サイトへ
今日は土曜日で事務員さんは出勤していません。他の人たちもみんな出かけています。ですが、国道沿いにある事務所の窓の外、ひっきりなしに選挙カーが通ります。
「最後のお願いに参りました~!!」

小さい会社なのですが一応50人の社員が在籍していますから、皆さんご挨拶に立ち寄ってくださる。50票50票ってね^^

え~~今日あたしひとりだから~~
それに私は一票しかないから~
おまけに期日前投票でもう投票しちゃったから~~
 
と言う心の声はしまって、選挙カーが通るたび、急いで外に出て手をふり「頑張ってください!応援しています」
ぬわ~んて言っちゃったりして~~握手をしっかり交わすね。
ん~~~いぽくりっと(偽善者)のmiruちゃん おほ

今回市長は無投票。市議も18議席で18人だったので無投票になるはずでしたが、なんと前回落選した御仁が「無投票なんて良くない。再度挑戦する」と言い出し、選挙が行われる運びに。

彼は地元でもあまり人望がなく、前回「大恥をかいた、二度とごめん」と奥さまが猛反対で今回お手伝い無し。軽自動車をにわかの選挙カーにしてマイクではなく、運動会などで使う拡声器で、うぐいす嬢も頼まず自身の声だけで「よろしくお願いします」と頑張っている様子。

でも、クリーンをアピールする若い3,40代の候補者が学生アルバイトを仲間に自転車で走り回っているのとは違って、いかにも貧乏ったらしい。おまけに選挙参謀は選挙無縁の仲間数人、選挙事務所には人影もなく、

「なんで出たの?立候補せず無投票なら、これだけの選挙にかかる費用が浮いたのに。市民の税金無駄に使って、マニフェストもないくせに駄々っ子みたいなことするなよ。」とブーイングの嵐。

そんななか、現在の市長が、歴代議長の中で最優秀と言わしめた市議候補がやってきました、当社の専務も昔からの参謀で選挙の時はいつも駆り出されているのですがその人が奥様共々走り回っている。
「今回は皆さん問題ないでしょうに、大変ですね」と私がいうと
「いや、選挙は魔物ですから・・・・是非・・・」ってね^^

なんでも無投票なら見過ごされていたが、選挙ともなると、3人ほどが落ちる可能性のある人がいるというのだ。

ん~~となると、あの「お騒がせ御仁」の参戦も無駄ではなかったことになるのかな?

さて、衆議院、国政選挙でございますよ。
今回、国もお騒がせなお人たちが多かったが、どうなるのでしょう。すべては明日決まりますね。

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フランスに住む日本人のための在外選挙投票が出来るようになったのは、
2000年平成12年に行われた第42回衆議院議員総選挙、(第一次森内閣)のときでした。その10年くらい前から在外選挙を行うよう国に働きかけが世界中から起こっていましたので、法案が通過し当時フランス在住の日本人たちは喜んでいました。(私もね^^)
ですが、日本の外務省の海外在留邦人数統計で、2015年平成27年10月1日現在、在外日本人数は、131万7,078人。投票の出来る人が半分として65万人いるはずですが、2012年平成24年12月3日時点で、総務省の在外選挙人名簿登録者数は、たった 10万6156人だそう。

外国に住んでいるから日本の政治はどうでもいい、と言うわけにはいかない時代。また世界を見ていればこその外国在住者は重要な一票になること、大いに考えられるので、日本の議員さんは、もう少しそこに視点を置くと、新しい票につながるかも、また在外有権者は他人事の様に見ていないで、権利を主張するならば、義務を果たしてほしいものだと思います。

ただ、外国に居住する有権者が投票にあたり、居住地から投票所までが遠距離だったり投票用紙が誤った住所に送付されたり、事務手続きが煩雑だったり、郵送に遅延が生じて、無効票になってしまったりと、結構あちこちで問題はあるのです。

フランスでは、外国に在留するフランス人は・・(ごめんなさい、どれほどいるのか把握できていませんが、その中で) 約130万人が在外選挙人名簿に登録しているそうです。日本の13倍です。

そこでフランスでは電子投票を2012年のサルコジ大統領→オランド大統領の時から始めました。在外投票総数の55%を超える24万票以上が電子投票され、
11人のフランス国会議員が直接選出されました。
史上初めて、インターネットが国政選挙における重要な投票手段としての役割を果たした!と大騒ぎでしたが・・・・・今年の2017年6月の選挙の時は、サイバー攻撃の脅威を理由に、同3月に電子投票をしないという法案が通りました。

ですよね~~~ネットなんか絶対的な信用はありませんよね~

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話変わりますが、
フランスで最初の女性国会議員はマルト・シマールさんという女性でした。
1945年昭和20年女性参政権が認められる以前の1943年、アルジェ暫定諮問議会84議席のうち唯一の女性議員だったそうです。
当時は10人だった女性議員、第13立法期では、今まで最多の107人の女性議員がいるそうです。

一方1946年昭和21年日本でも女性参政権が認められましたね。
初の女性代議士の一人となった園田天光光さんって変わったお名前ですね。ヨーグルトを紹介した人で有名ですが、2015年までご健在だったのですって。第22回衆議院選挙で33人が当選したそうですが、あれからん十年、なのに現在もまだ衆議院の女性議員って45人ほどだそう。頑張れ日本女子!

もっと投票が進んで女性の議員さんにも頑張っていただきたいものですね。

そうそう、日本では選挙と言うと不正が取りざたされて、責任を取って折角の議員の席を手放すこともありますが、
フランスでも、不正を疑う知事や候補者は憲法院に審査請求ができ、選挙人も同院に異議申し立てができます。

不正が明らかになると、選挙が無効になるか、もしくは選挙結果が修正されることがあります。ですが、すべての不正が取りざたされるとは限りませんで、
「ある不正」が、【結果を変えるほどの票数を動かす効果】がなければなくてはならず、もし、たいして影響がないと判断されると、「あきらかな不正行為」であっても、
処罰されないのだそうですよ。

え~~っ!!線引き難しそうでですよね。
不正はふせいですよね^^

選挙についての世間話でしたが^^みなさま、投票にはいきましょうね~~~

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参考引用:
在日フランス大使館https://jp.ambafrance.org/article5525
総務省http://www.soumu.go.jp/senkyo/hoho.html

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