アリーヤの94年作『エイジ・エイント・ナッシン・バット・ア・ナンバー』の邦訳から得たインスピレーションについて・・・。
年齢なんてただの数字
アリーヤはこのアルバム時点で15歳、プロデューサーのR・ケリーは25歳という若さ。二人とも確固たる地位を築いておらず、この作品を打ち出した時、自分達を興味本位で捉えて欲しくなくて、この言葉を前面に出したような気がします。
私生活でもこの二年後二人は結婚します。アリーヤはまだ17ですから、未成年でも結婚できる州に移って結ばれたそうです。
しかし、レコード会社の思惑などで二人は別れてしまいます。
その後アリーヤはティンバランドと組み、時代の寵児となり、女優としても成功します。
R・ケリーも今のR&B界に無くてはならない存在になっています。
ロマン的推測ですが、二人の愛は純粋だったような気がします。R・ケリーの性愛路線の奥にある、透徹したゴスペルの世界は、深く愛したアリーヤの事、そしてアリーヤの悲劇に大きく関わっている部分も有ると思います。
アリーヤの悲劇・・・彼女は更に大きく羽ばたこうとしている時、飛行機事故で死んでしまいます。享年22。
年齢なんてただの数字
彼女の活躍の支えになったかも知れないこの言葉は、結局彼女にとって辛い結果をもたらしました・・・たとえ「ただの数字」でもカウントされなくなった哀しみ・・・「伝説」という名の称号は得ても、彼女の存在自体が寂しく空回りしているようです。
そうですね。私はこの方を存じ上げませんが、年齢なんてただの数字という、この言葉には共感できますね。
返信削除もっとも、ここでは若いからってバカにすんじゃないわよという反骨精神で使っているわけでしょうけど、私から言わせていただければ、年寄りだからってバカにするんじゃないわよという年寄りの冷や水的な使い方になりますけどね^^
「年齢なんてただの数字」って奥が深い言葉に感じられます。
返信削除私も一時、自分の年齢と自分がそぐわないと思っていたから。
今も多少それはありますが、、、(笑)。
きっと彼女は人の何倍ものスピードで人生を駆け抜けて行った方に思います。
聞いたことのある名前ですが
返信削除貼り付けて頂いた曲を聴いたのは初めてでした。
joeさんが仰るように、ただの数字で考えれば
彼女の人生のカウントが終わったのは
あまりにも早かったですね。
彼女自身は死を悟った時に
この言葉を思い出したのでしょうか。
魅力的な女性だったのですね。
返信削除22歳
「ただの数字」にするには、あまりに早いカウントでしたね。
ちょっと切ないノンフィクションをきかせてくださってありがとう。